リーディングトラッカー(読書補助用品)

Diary
リーディングトラッカー
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こんにちは。きぬです。小学生のころは、ひとりハリーポッター並みの分厚い児童書を抱えて帰宅し、週末2日をかけて長編シリーズを読破するほど読みふけっていた本の虫でした。

されど、成人してからはせいぜい1日1冊がよいところ。さらに勉強となると手が伸びません。そんな私ですが、ここで始めた簿記やブログの勉強で、学生時代以来テキストに頭を抱える日々がやってきました。

そう、何かを学ぶに当たって、避けては通れない行為があります。
それは教科書であったり、雑誌であったり。何かを「読む」行為です。

疲れているとき、いまいち興味を持てない時。

「このテキストを月末までに読まなきゃいけない」
「図書館から借りた本を、週末には返さなきゃいけない」

仕方ない、やるか!と意を決したというのに、いざ読もうとしても進まない。

「目が滑って、まるで頭に入ってこない
「数行纏めて文字のかたまりにしか見えない……」

そんな状況に頭を抱える経験、誰しもあると思います。

場合によっては、発達障害のひとつである「学習障害(LD)」の症状として、
長い文章を言葉として理解するのが難しい、脳の特性を持っている方もいるかもしれません。

たとえば、下記の日記をご覧ください。

昨日、還暦を過ぎた母とふたりで映画「八犬伝」を観に行ってきました。

母は幼き日に見たテレビの人形劇で、私はたぶん児童書で読んだことがあるかな?レベル
の知識で観に行きましたが、作者の滝沢馬琴とあの浮世絵師・葛飾北斎との小気味の良い掛け合い、八犬伝の物語の進捗と馬琴の人生の経緯が交互に語られていく構成、とても面白かったです。

主人公の滝沢馬琴を演じたのが役所広司さんなのですが、普段あまりテレビを見ないので気づかず、最後のクレジットでお名前をみて「役所さんの印象と違う!」と思わず言ってしまい、母に笑われました。でも劇中はがっつり滝沢馬琴だった……役者さんってやっぱりすごいですね。

この中途半端に長い文章のなかばを読みたいとき、もしこう見えていたら、読みやすさは変わりませんか?

昨日、還暦を過ぎた母とふたりで映画「八犬伝」を観に行ってきました。

母は幼き日に見たテレビの人形劇で、私はたぶん児童書で読んだことがあるかな?レベルの知識で観に行きましたが、作者の滝沢馬琴とあの浮世絵師・葛飾北斎との小気味の良い掛け合い、

八犬伝の物語の進捗と馬琴の人生の経緯が交互に語られていく構成、とても面白かったです。

主人公の滝沢馬琴を演じたのが役所広司さんなのですが、普段あまりテレビを見ないので気づかず、最後のクレジットでお名前をみて「役所さんの印象と違う!」と思わず言ってしまい、母に笑われました。でも劇中はがっつり滝沢馬琴だった……役者さんってやっぱりすごいですね。

読みたい1行だけを視覚的に抜き出すことで、上下の行にある文字の雑音(ノイズ)が減りますね。

近年、学習障害(LD)で文章を読みづらい人のために、上下の行を隠して読書を助けるリーディングトラッカーが販売されるようになりました。

ただ、こういう製品は大体複数枚がセットになっていて、試しに一度使いたいだけだと若干割高感を感じてしまいます。縁取りが太いだけの薄いプラ板みたいなものだし、これに何百円も支払うのか……と私なら思います。思ってました。
(行幅など計算して作られているので、実際に使えばそれだけの価値があると思いますが!)

そんなまずはお手軽に試したい方にピッタリな、お試し用にぴったりな100均製品、見つけました。

製品名「編み物用編み図・図案のしおりマーカー」

編み物用編み図・図案のしおりマーカーキャン★ドゥの手芸コーナーにて購入しました)
※JANコード「4968988600093
1パックで2枚入っています。

本来は編み物の本に載っている編み図を確認するために使用する製品なのですが、この通り文章を読むうえでも活用が十分に可能です。

サイズ感はテキスト(A5サイズ)や、雑誌に置いたらこんな感じ。
読むとき以外はツメ部分をページに引っかけることで、
次読むときもぱっとページを開いて、読みかけの行まですぐに辿れます

読む本が文庫本などでサイズが小さい場合、幅に合わせて切ってしまっても良いですね。

使ってみて具合が良ければ、次に専用のものを買うと後悔が少ないと思います。
読書でお困りの方は、ぜひ一度お試しください。

皆さま、余計なストレスを感じず、よい読書ライフを送れますように!

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